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合和公路基建、合和実業の保有株売却で深投控が新筆頭株主に
2018.01.04 11:22
合和公路基建(00737.HK)は29日、深セン市政府傘下の深セン市投資控股有限公司(深投控)が新たな筆頭株主になると発表した。深投控は現筆頭株主の合和実業(00054.HK)が保有している合和公路基建の全株式(現在の発行済み株数の66.69%)を1株あたり4.80HKドルで取得する計画。取引が完了した場合、新筆頭株主となる深投控は未保有の合和公路基建の株式に対し、マンダトリー・オファー(義務的公開買付)を実施することになる。
マンダトリー・オファーの提示価格も同じく4.80HKドルを予定し、2017年12月29日の終値4.980HKドルを3.61%下回る水準。深投控は合和公路基建の既存事業の継続と上場維持を約束している。
なお、合和実業は合和公路基建の全株式の売却により、98億6537万9217HKドルを回収する見込みで、複数の不動産開発プロジェクトへの投資や、運転資金、粤港澳(広東省・香港・マカオ)エリアでの買収などに充てる。また、約49億2100万HKドルの売却益を計上する見込みという。
また、深投控は深セン市政府傘下の投資持ち株会社。今回の買収を通じて合和公路基建が運営する高速道路を傘下に収め、深セン市の交通インフラ資産の強化を図るとしている。
【出所】香港証取サイト上の公告(2017/12/29)
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