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上海電力、親会社からの資産買収が完了
2017.12.12 09:46
上海電力（600021.SS）は12日、親会社の国家電力投資集団公司（国家電投）からの資産買収が完了したと発表した。江蘇省の発電会社である国家電投集団江蘇電力有限公司（江蘇公司）の出資持分100％の買収が完了。買収額は29億5488万6300元で、うち26億7488万6300元は1株あたり9.91元で対価株を割り当てるかたちで支払った。今後は複数の機関投資家などから最大20億6000万元を調達する第三者割当増資の実施段階に入るという。
一連の再編を通じ、上海電力は弱みとする風力など再生可能エネルギー分野を強化できるほか、関連当事者取引の減少なども見込めると説明。江蘇公司は風力、太陽光、石炭火力などの発電事業を展開しており、2016年9月末時点の発電容量は316万1400キロワットに上る。国家電投は江蘇公司の純利益が2017～2019年の3年間でそれぞれ3億718万6400元、4億4053万7400元、4億4754万9500元を下回らないことを約束している。
（同件につきましては、2017年9月22日付「CSRCが大規模再編を承認」、2017年9月15日付「CSRCによる審査を控え売買停止に」、2017年5月26日付「大規模再編プランの一部を変更」、2016年12月12日付「上海証取による審査通過を受け売買再開」、2016年11月28日付「資産買収と増資を含む再編を計画」をご参照ください）
【出所】上海証取サイト上の公告(2017/12/12)
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