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重慶鋼鉄、経営再建プランの進ちょく
2017.12.05 11:13
重慶鋼鉄（01053.HK）は5日、経営再建プランの進ちょく状況を発表した。債務再編の一環でA株に限定し、10株につき11.50株の新株を発行（既存のA株株主は新株を取得できない）。この分の新株と資産売却で得た現金を原資に、債務再編を実施する。また、親会社の重慶鋼鉄（集団）有限責任公司は保有する同社株すべて（新株発行後の発行済み株数の23.51％）を再建スポンサーの重慶長寿鋼鉄有限公司（長寿鋼鉄）に譲渡した。新筆頭株主の長寿鋼鉄は重慶鋼鉄に1億元の運転資金を融資するほか、39億元以上の価格で鋳造までの生産設備資産を買収し、設備投資を行って将来の収益能力の回復を目指すとしている。
再建プランが完了した場合、重慶鋼鉄の業績にプラスの影響をもたらすと説明。一方で再建プランに失敗した場合、同社の破産、同社A株の上場廃止のリスクもあると強調している。
なお、重慶鋼鉄のA株は2017年8月1日から売買を停止している。
（同件につきましては、2017年11月21日付「経営再建プランを裁判所が承認」、2017年10月2日付「宝山鋼鉄や米投資会社など出資の基金が再編に参加へ」、2017年7月27日付「管財人がA株の上場廃止リスクを注意喚起」、2017年7月11日付「更生手続きの開始でA株は8月1日から売買停止に」、2017年5月26日付「A株が約1年ぶりに売買再開へ」をご参照ください）
【出所】香港証取サイト上の公告(2017/12/05)
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