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東旭光電科技、新エネ車メーカーなどの買収が完了

2017.11.29 13:49

 東旭光電科技(200413.SZ)は29日、大規模な再編計画に基づく資産買収が完了したと発表した。同社は新エネルギー車メーカーの上海申龍客車有限公司(申龍客車)と有機EL用ガラス基板を生産する四川旭虹光電科技有限公司(旭虹光電)の全出資持分を総額42億1500万元で買収。うち4億元は現金で支払い、残りは1株あたり9.90元で計3億8535万3534株(買収後の発行済み株数の7.24%)の対価株を割り当てた。

 これにより、東旭光電科技は新エネルギー車事業に参入したほか、成長分野である有機ELのサプライチェーンの掌握につながると説明。申龍客車は新エネルギーバスの生産・販売などを展開。旭虹光電は有機EL用ガラス基板やその原材料などを手がける。両社の純利益は2017年で計3億7500万元、2018年で4億9800万元、2019年で6億6500万元を下回らないことを売り手側が約束しており、差額は補償されるという。

 今後は第三者割当増資の実施段階に入るとしている。

(同件につきましては、2017年8月25日付「大規模な再編計画をCSRCが承認」、2017年3月21日付「新エネルギー車メーカーなどの買収を計画」をご参照ください)
 
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【出所】深セン証取サイト上の公告(2017/11/29)

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