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亜太資源、TOB方式での自社株買いがスタート
2017.11.16 10:19
亜太資源（01104.HK）は16日、TOB（公開買付）方式による最大1億8383万3040株（現在の発行済み株数の20％）の自社株買いがスタートしたと発表した。応募締切日は2017年12月19日を予定しており、延長される可能性もある。公開買付は現時点で発効していない。
買付価格は1株につき1.3HKドルで、2017年11月13日の終値1.25HKドルを4.0％上回る水準。買付額は最大で2億3898万2952HKドルに上り、すべて自己資金でまかなう。手元資金の有効活用と株主還元を目的に、時価を上回る価格での現金化の機会を提供すると説明している。
持ち株比率29.34％の筆頭株主の聯合地産（00056.HK）はTOBに応じないことを約束。このため、一般株主は保有株2万株につき少なくとも5661株を亜太資源に売却することが可能となる。
買い戻した自社株はすべて消却する予定。上限まで自社株買いが実施・消却された場合、聯合地産の持ち株比率は36.68％に上昇する一方、2位株主の首鋼資源（00639.HK）の持ち株比率は13.98％に低下する見通しという。
（同件につきましては、2017年10月26日付「TOB方式での自社株買いを計画」をご参照ください）
【出所】香港証取サイト上の公告(2017/11/16)
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