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信利国際、子会社の深センA株上場計画の概要
2017.11.08 10:46
信利国際（00732.HK）は7日、カメラ・タッチパネル部品事業を担当する信利光電股フン有限公司（信利汕尾）のA株を深セン証券取引所にスピンオフ上場させる計画について、その概要を明らかにした。A株の公募株数は約6000万～8000万株（上場後の発行済み株数の15.00～19.05％）、公募価格の下限は2017年6月末の1株あたり純資産（9元）を予定している。
スピンオフ上場により、信利汕尾は最大で23億元の調達をめざし、調達資金は生体識別部品や、車両搭載のタッチパネル部品、2.5D強化保護ガラスなど、ハイテク分野の製品開発プロジェクトに投じる。一連のプロジェクトの総投資額は30億4918万元に上り、不足分は自己資金などでまかなう。
なお、信利汕尾は主にスマートフォン用のカメラ・タッチパネル部品の生産・販売を担当し、2017年6月末の純資産は31億4365万3000元、2016年の売上高は145億7201万7000元、純利益は5億2409万7000元だった。信利汕尾は上場後も信利国際の連結子会社にとどまる見込みという。
（同件につきましては、2016年7月4日付「子会社の深センA株上場計画について注意喚起」をご参照ください）
【出所】香港証取サイト上の公告(2017/11/07)
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