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【9月29日の中国本土市場】
2017.09.29 17:01
主要指数はそろって上昇。上海市場は上海総合指数が反発し、前日比0.27%高の3348.94ポイント。B株指数は4日続伸し、0.64%高の361.63ポイントだった。深セン市場は深セン成分指数が反発し、0.50%高の1万1087.18ポイント。B株指数は4日続伸し、0.73%高の1196.53ポイントだった。両市場の売買代金は昨日に比べ約2%減少し、概算で4344億元。「滬股通」(香港経由の上海A株投資)と「深股通」(香港経由の深センA株投資)はいずれも買い越しに転じ、買越額はそれぞれ4億5500万元、7億7800万元だった。
上海総合指数は前日終値付近で寄り付き、朝方にかけて上げ幅を拡大。本日の高値を付けた後は、前場の中盤から上げ幅をじりじりと縮小し、小幅高で引けた。上海市場と深セン市場のいずれも全体の7割の銘柄が上昇した。明日からの国慶節連休を前に様子見ムードが強く、今週に入ってからの日々の売買代金は4000億元台にとどまった。本土市場は来週にかけて休場となり、9日に再開する。ただ、9日は日本が祝日であり、日本人投資家にとっての取引再開は10日となる。
上海A株市場は時価総額の大きな銀行株、石油株、保険株がまちまち。そのほかでは、自動車株の一角が買われ、東風汽車(600006.SS)が4.38%高、江淮汽車(600418.SS)が3.58%高。王府井デパート(600859.SS)が4.76%高、伊利実業(600887.SS)が4.16%高など、小売株や消費株も堅調だった。一方、昨日は堅調だった宿泊関連の銘柄は反落し、北京首旅ホテル【売付のみ】(600258.SS)が1.52%安、上海錦江国際酒店発展'A'(600754.SS)が1.38%安。酒造株も反落した銘柄が多かった。
深セン市場では5G(第五世代移動通信)の関連銘柄が買われ、なかでも凡谷電子(002194.SZ)は本日も含めた7営業日のうち、6営業日がストップ高だった。
上海B株市場は全面高。米国の利上げ見通しを背景に、人民元安が進んでいることから、米ドル建てのB株が長期連休中の投資マネーの避難先となっているもようだ。深センB株市場は全体の7割の銘柄が上昇した。(中国部・千原)
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