中国株ニュース 詳細
【9月26日の中国本土市場】
2017.09.26 17:05
主要指数はそろって小幅高。上海市場はいずれも4日ぶりに反発し、上海総合指数が前日比0.06％高の3343.58ポイント、B株指数が0.34％高の355.42ポイントだった。深セン市場は深セン成分指数が4日ぶりの小反発となり、0.18％高の1万950.76ポイント。B株指数は3日ぶりに反発し、0.21％高の1178.71ポイントだった。両市場の売買代金は昨日に比べ約14％減少し、概算で4015億元。「滬股通」（香港経由の上海A株投資）は1億100万元の売り越し。「深股通」（香港経由の深センA株投資）は2億1200万元の買い越しだった（注文ベース：買注文と売約定の差）。
上海総合指数は朝方から前日終値を挟んで一進一退となり、わずかに上昇して取引を終了。上海市場は上昇銘柄の方がわずかに多かった。一方、深セン成分指数も同様の展開。深セン市場全体では下落銘柄の方がわずかに多かったが、深セン成分指数の構成銘柄に限れば、上昇銘柄の方が多かった。大型株がしっかりしていたもようだ。
米国のトランプ大統領のツイートに対し、北朝鮮の外相が宣戦布告と解釈したことで、地政学リスクが再燃。海外情勢が不安定ななかで、例年に比べ長い国慶節連休が近づいていることもあり、商いは閑散だった。また、中国共産党第19回全国代表大会（十九大）の開催が近づくなか、中国証券監督管理委員会（CSRC）は昨日のテレビ会議で、政治的角度から市場の安定を維持する重要性について話し合ったという。
上海A株市場の主力セクターでは銀行株が総じて軟調。原油相場の上昇を受け、二大石油株はそろって上昇。保険株は総じて堅調だった。そのほかでは、化学関連株の上昇が目立ち、興発化工グループ（600141.SS）が8.90％高、新安化工（600596.SS）が4.47％高、華魯恒昇化工（600426.SS）が4.39％高、唐山三友化工（600409.SS）が3.97％高。国慶節連休が近づき、中国国旅（601888.SS）が3.97％高、中青旅（600138.SS）が0.89％高など、観光関連株も堅調だった。
上海B株市場は全体の6割の銘柄が上昇。深センB株市場の上昇銘柄も6割近くに上った。（中国部・千原）
- 外国株式のリスク
- 外国株式等は、株価（価格）の変動等により損失が生じるおそれがあります。また、為替相場の変動等により損失（為替差損）が生じるおそれがあります。上場投資信託（ETF）は連動対象となっている指数や指標等の変動等や発行体となる金融機関の信用力悪化等、上場不動産投資信託証券（REIT）は運用不動産の価格や収益力の変動等により、損失が生じるおそれがあります。
- 外国株式取引の手数料について
-
外国株式取引の手数料はお客様の取引形態により違いがあるため、投資にかかる手数料についてはこちらをご確認ください。
外国株式取引は、クーリング・オフの対象にはなりません。
- 中国株の株価・企業情報などについて
- 株価情報の提供元や表示内容、表示方法のご説明、また配当情報の注意点などを記載しています。
詳しくは中国株の株価･企業情報などについてをご覧ください。
- 米国株の株価・企業情報などについて
- 株価情報の提供元や表示内容などを記載しています。
詳しくは米国株の株価･企業情報などについてをご覧ください。
-
ニュース
-
決算・上場スケジュール
-
STOCKVOICEオンデマンド放送
-
便利なツール・サービス
-
ゼロから始める中国株入門
