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九号運通、筆頭株主がボランタリー・オファーを実施へ
2017.09.25 10:47
九号運通（00009.HK）は22日、筆頭株主の朱柏衡・総裁助理（持ち株比率：21.67％）が同社株へのボランタリー・オファー（公開買付）を提案したと発表した。同社は不動産事業の買収を予定しており、朱総裁助理は支配力の強化を通じて同事業の事業拡大と競争力の向上につなげると強調。さらに同社株の株価低迷と流動性の低下を考慮し、株主に直近時価を上回る価格で現金化する機会を提供できると説明している。
1株あたりの提示価格は0.27HKドルで、2017年9月18日の終値0.255HKドルを5.88％上回る水準。朱総裁助理は九号運通の既存事業の継続と上場維持を約束しており、予定スケジュールはあらためて開示するという。
今回の情報開示のため、同社株は2017年9月19日に売買停止となったが、9月25日に取引を再開した。
【出所】香港証取サイト上の公告(2017/09/22)
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