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九龍倉集団、有線寛頻通訊株の現物配当(2回目)の割当比率
2017.09.19 10:46
九龍倉集団(00004.HK)は15日、有線寛頻通訊(01097.HK)の株式の現物配当(2回目)について、割当比率を発表した。債権の株式化で取得した有線寛頻通訊の新株8億4198万7090株を株主に交付し、割当比率は同社株100株につき有線寛頻通訊の株式27.731359株となる(新株引受権をすべて行使した場合の割当比率は100株につき27.630346株)。当初の予定通り、権利落ち日は2017年9月21日、現地入庫日は10月10日となる。
さらに九龍倉集団の筆頭株主である会徳豊(00020.HK)は、この現物配当で取得する有線寛頻通訊の株式をそのまま自社の株主に交付する。権利落ち日は9月22日を予定し、割当比率はあらためて開示するという。
なお、1回目の現物配当はすでに完了。九龍倉集団は同社株100株につき有線寛頻通訊の株式48.91791株を交付。さらに会徳豊は取得した現物配当株をそのまま自社株主に交付した(交付比率は会徳豊の株式100株につき、有線寛頻通訊の株式44.82171株)。一連の現物配当の完了後、九龍倉集団と会徳豊は保有する有線寛頻通訊の全株式を放出することになる。
また、有線寛頻通訊の新たな実質筆頭株主は実業家の鄭家純氏となる。鄭氏は新世界発展(00017.HK)や周大福珠宝(01929.HK)などを支配下に置いている。
(同件につきましては、2017年9月8日付「2回目の現物配当を実施」、2017年8月29日付「株主割当増資の実施結果」、2017年8月28日付「有線寛頻通訊の全株式を現物配当」、2017年8月15日付「有線寛頻通訊の株式を現物配当へ」、2017年8月9日付「有線寛頻通訊の株式を現物配当」、2017年7月25日付「株主割当増資の修正後スケジュール」、2017年4月21日付「株主割当増資などを計画」をご参照ください)
【出所】香港証取サイト上の公告(2017/09/15)
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