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【9月13日の中国本土市場】
2017.09.13 17:01
主要指数はいずれも上昇。上海市場は上海総合指数が小幅に3日続伸し、前日比0.13%高の3384.14ポイント。B株指数は反発し、0.45%高の359.53ポイントだった。深セン市場は深セン成分指数が反発し、0.43%高の1万1091.49ポイント。B株指数は4日続伸し、0.60%高の1177.96ポイントだった。両市場の売買代金は昨日に比べ約29%減少し、概算で5397億元。「滬股通」(香港経由の上海A株投資)は売り越しに転じ、売越額は2億8200万元。「深股通」(香港経由の深センA株投資)は6億3500万元の買い越しだった(注文ベース:買注文と売約定の差)。
上海総合指数は小安く寄り付き、前場は概ねマイナス圏で推移。後場は序盤から前日終値を挟んで一進一退。中盤からは小幅高での値動きとなった。上海市場と深セン市場のいずれも全体の5割半の銘柄が上昇した。両市場合計の売買代金は前日に比べ大幅に落ち込んだが、5000億元以上の水準を維持している。
上海A株市場の主力セクターでは銀行株と保険株が軒並み下落。二大石油会社はいずれも前日比変わらず。証券株も総じて軟調だった。こうしたなかセメント株が堅調。華新セメント'A'【売付のみ】(600801.SS)が3.76%高、祁連山セメント(600720.SS)が3.33%高、安徽海螺水泥'A'(600585.SS)が3.08%高だった。鉄鋼大手の値上げを受け、方大スチール(600507.SS)が3.23%高、南京鋼鉄(600282.SS)が2.65%高、馬鞍山鋼鉄'A'(600808.SS)が2.52%高だった。一方、昨日は堅調だった自動車株が、本日は総じて軟調。江淮汽車(600418.SS)が2.60%安、東風汽車(600006.SS)が1.73%安、福田汽車(600166.SS)が1.65%安だった。
深センA株市場ではバイオエタノールの関連銘柄が大幅高。竜力生物(002604.SZ)がストップ高だったほか、登海種業(002041.SZ)が6.91%高、中糧生化(000930.SZ)が6.53%高。2020年までにバイオエタノール燃料車を普及させる計画を中国政府が発表し、これが材料視された。2020年までにバイオエタノールの消費量を2016年の4倍にする方針という。
上海B株市場は全体の6割あまりの銘柄が上昇。深センB株市場は全体の5割あまりの銘柄が上昇した。(中国部・千原)
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