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【9月7日の香港市場】

2017.09.07 18:03

 主要指数はまちまち。ハンセン指数は前日比0.32%安の2万7522.92ポイント、H株指数は0.27%安の1万1098.72ポイントと、いずれも続落。レッドチップ指数は反発し、0.70%高の4312.08ポイントだった。メインボードの売買代金は昨日に比べ約12%増加し、概算で1004億4000万HKドル。「港股通」(本土からの香港株投資)の買越額は上海経由が28億400万元、深セン経由が6億6900万元だった(注文ベース:買注文と売約定の差)。

 ニューヨーク市場は米債務問題への警戒感が後退し、ダウ平均が反発。外部環境の好転を受け、香港の主要指数は高く寄り付いた。しかし、上海総合指数が軟調だったこともあり、香港市場でも本土系銘柄の一角が売られ、ハンセン指数とH株指数は後場で下げに転じた。レッドチップ指数は不動産株に支えられ、プラス圏での値動きに終始した。メインボードの売買代金は4日ぶりに1000億HKドルを上回った。本土マネーの動きが活発となり、「港股通」の約定額はメインボードの売買代金の約12%を占めた。

 ハンセン指数の構成銘柄では金融株の下げが目立った。外国系ではAIA(01299.HK)が下落率1位の1.75%安だったほか、HSBC(00005.HK)が0.53%安。香港系では中銀香港(02388.HK)と恒生銀行(00011.HK)がいずれも0.77%安。本土系では中国人寿保険(02628.HK)が0.82%安、交通銀行(03328.HK)が0.51%安、中国銀行(03988.HK)が0.49%安、平安保険(02318.HK)が0.40%安だった。金融株は時価総額が大きく、指数の重荷となった。

 一方、本土系不動産株が買われ、中国海外発展(00688.HK)が2.99%高、華潤置地(01109.HK)が1.85%高となり、上昇率1~2位に並んだ。不動産販売の書き入れ時とされる9~10月期に入るなか、地方都市などを中心に新築住宅の販売価格が上昇しているとアナリストが報告し、これが材料視された。

 そのほかでは、鼎億集団投資(00508.HK)が61.17%安。信用取引に絡んだ強制売却があったもようで、後場で急落し、出来高も大幅増となった。(中国部・千原)
 
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