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会徳豊傘下の九龍倉集団、不動産投資事業会社のスピンオフ上場を計画
2017.09.05 09:56
九龍倉集団（00004.HK）は4日、不動産投資事業を手がける100％子会社の九龍倉置業地産投資有限公司（九龍倉置業地産）について、香港証券取引所メインボードに紹介上場方式でスピンオフ上場すると発表した。具体的には九龍倉集団は自社の株主に対し、既存株1株あたり九龍倉置業地産の株式1株を現物配当して上場させる。これにより、九龍倉集団は保有する九龍倉置業地産の株式すべてを放出するが、親会社の会徳豊（00020.HK）が現物配当株を取得することになるため、スピンオフ上場後は兄弟会社の関係となる。
九龍倉集団と九龍倉置業地産は主力事業に違いがあることから、今回のスピンオフ上場を通じてグループ全体の経営戦略、営業上の区別を資本構成に反映させ、独立性を高めて収益責任の明確化と全体でのシナジー効果の追求などを目指すとしている。
なお、九龍倉置業地産の2017年6月末時点の純資産は2042億HKドル、6月中間決算の売上高は95億4600万HKドル、純利益は49億HKドルだった。
【出所】香港証取サイト上の公告(2017/09/04)
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