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【8月31日の中国本土市場】
2017.08.31 17:02
主要指数はまちまち。上海市場は上海総合指数が小幅に続落し、前日比0.08％安の3360.81ポイント。B株指数は続伸し、0.46％高の345.20ポイントだった。深セン市場は深セン成分指数が小幅に続伸し、0.02％高の1万816.64ポイント。B株指数は反落し、0.10％安の1148.79ポイントだった。両市場の売買代金は昨日に比べ約3％減少し、概算で5459億元。「滬股通」（香港経由の上海A株投資）は11億9200万元の買い越し。「深股通」（香港経由の深センA株投資）の買越額は7億8400万元だった（注文ベース：買注文と売約定の差）。
上海総合指数は前場の序盤で前日終値を挟み一進一退だったが、中盤から下げ幅を広げ、本日の安値を付けた。後場は買い戻す動きが広がり、一方調子で下げ幅を縮小。上海市場は全体の5割あまりの銘柄が上昇したものの、大型株が重荷となり、わずかに下落して取引を終了した。深セン市場は全体の5割半の銘柄が上昇した。
上海A株市場の主要セクターでは、17年6月中間決算を発表した四大国有銀行がそろって下落し、相場の重荷となった。3.28％増益の中国農業銀行'A'（601288.SS）が2.07％安、1.85％増益の中国工商銀行'A'（601398.SS）が1.17％安、11.45％増益の中国銀行'A'（601988.SS）が0.93％安、3.69％増益の中国建設銀行'A'（601939.SS）が0.56％安だった。原油安などを背景に、二大石油株もそろって下落。保険株も値下がりした。証券株は軒並み上昇した。
こうしたなか、昨日に続いて非鉄金属株や石炭株が堅調。非鉄金属株では鵬欣資源（600490.SS）がストップ高だったほか、洛陽欒川'A'（603993.SS）が8.81％高。石炭株では大同煤業（601001.SS）が5.73％高、盛屯砿業（600711.SS）が4.77％高だった。
上海B株市場は全体の5割あまりの銘柄が上昇。深センB株市場は下落銘柄の方がわずかに多かった。（中国部・千原）
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