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神華能源、国電電力発展と火力発電の合弁会社を設立へ
2017.08.29 11:32
神華能源(01088.HK)は29日、親会社の神華集団有限責任公司(神華集団)による中国国電集団集団公司(中国国電集団)への吸収合併計画を国務院国有資産監督管理委員会(国資委)が承認したと発表した。神華集団は存続会社として中国国電集団を吸収合併し、社名も「国家能源投資集団有限責任公司」(国家能源投資集団)に改める。
これを受け、神華能源と中国国電集団の主力子会社である国電電力発展(600795.SS)は現物出資により合弁会社を設立することで合意。両社はそれぞれ自社の火力発電事業をに注入し、国電電力発展が合弁会社の支配権を獲得する。一連の再編が完了した場合、神華能源と国電電力発展は国家能源投資集団の傘下にある兄弟会社となり、合弁会社を通じて協力関係を深め、事業拡大やシナジー効果の追求、経営効率化などを進めるという。
なお、神華能源が現物出資する火力発電事業の純資産額(簿価)は計252億6320万元、発電設備容量は計6030万キロワットに上る予定。2016年の単純合計の売上高は428億3680万4600元、純利益は41億7577万6400元となる見込み。一方の国電電力発展が出資する資産の純資産額は291億4873万6900元、発電設備容量は計6395万5000キロワットに上る。
また、龍源電力(00916.HK)も親会社である中国国電集団と神華集団の吸収合併計画を受けて公告を発表。再編が完了した場合、龍源電力は国家能源投資集団の58.44%子会社となる見通し。
なお、一連の再編プランは変更の可能性があるほか、不確実性も存在し、必ずしも実施されるとは限らないと強調。神華能源のA株と国電電力発展の株式はいずれも売買停止を継続するという。
【出所】香港証取サイト上の公告(2017/08/29)
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