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中航国際控股、子会社の天馬微電子が大規模再編で正式契約
2017.08.24 10:54
中航国際控股(00161.HK)は24日、最終支配者である中国航空工業集団公司(中航工業)から資産買収を実施することで、子会社の天馬微電子(000050.SZ)が正式契約をかわしたと発表した。天馬微電子はフラットパネルディスプレイ(FPD)事業を担当する廈門天馬微電子有限公司(廈門天馬)の全出資持分、有機EL(OLED)事業を担当する上海天馬有機発光顕示有限公司(天馬有機)の未保有分の出資持分60%を取得する予定。総買収額は111億940万7400元に上り、天馬微電子は1株あたり17.17元で対価株を割り当てる。
また、天馬微電子は1株あたり17.17元で新株を複数の投資家に割り当て、最大で約19億元を調達する計画。一連の再編を通じて天馬微電子は最大で7億5768万2431株(再編後の発行済み株数の35.10%)の新株を発行する予定。再編後、中航国際控股の天馬微電子への持ち株比率は13.51%に低下するものの、ほかの主要株主と共同行為者の契約を結び、また、天馬微電子に過半数の董事(取締役)を派遣していることから、実質的な持ち株比率は31.02%を確保し、引き続き連結対象に置くとしている。
なお、資産買収は2017年12月末、増資は2018年6月末までにそれぞれ完了する見通し。
(同件につきましては、2017年3月13日付「子会社の天馬微電子が大規模再編を計画」をご参照ください)
【出所】香港証取サイト上の公告(2017/08/24)
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