中国株ニュース 詳細
【8月21日の香港市場】
2017.08.21 17:59
主要指数はいずれも3日ぶりに反発。ハンセン指数は前営業日比0.39％高の2万7154.68ポイント、H株指数は0.54％高の1万751.54ポイント、レッドチップ指数は0.94％高の4250.31ポイントだった。メインボードの売買代金は先週末に比べ約3％減少し、概算で818億8800万HKドル。「港股通」（本土からの香港株投資）の買越額は、上海経由が8億100万元、深セン経由が4億3200万元だった。
先週末のニューヨーク市場は、トランプ政権の先行き不透明感が嫌気され、ダウ平均が続落。外部環境は引き続き低調だったが、本日の香港市場は主要指数が小高く寄り付き、朝方の時間帯で上げ幅を広げ、その後は安定的に推移した。
ハンセン指数の構成銘柄では、瑞声科技（02018.HK）が上昇率1位の4.36％高。今週末に17年6月中間決算の発表を前に、投資判断や目標株価が引き上げられ、これを好感した。原油相場の上昇を受け、中国海洋石油（00883.HK）が上昇率2位の3.68％高。中国聯合網絡通信（香港）（00762.HK）は上昇率3位の3.51％高。混合所有制改革（民間資本の誘致）プランを発表した親会社の中国聯合網絡通信（600050.SS）がストップ高となり、これが影響した。
中国海外発展（00688.HK）は上昇率5位の2.82％高。前場終了後に発表した17年6月中間決算が大方の予想を上回ったうえ、年間販売目標を引き上げたことが材料視された。同業の華潤置地（01109.HK）が連れ高し、上昇率4位の3.13％高だった。
一方、聯想集団（00992.HK）が2.63％安となり、2日連続で下落率1位。先週発表した17年4－6月期決算を受け、投資判断や目標株価の引き下げが相次ぎ、引き続き売られた。
そのほかでは、天然ガス利用の促進を目的に、広東省や山東省などでガス価格が引き下げられ、関連銘柄が軟調。新奥能源（02688.HK）が4.23％安、中国燃気（00384.HK）が2.73％安だった。華潤燃気（01193.HK）は17年6月中間決算の内容が嫌気されたことも重なり、7.53％安だった。（中国部・千原）
- 外国株式のリスク
- 外国株式等は、株価（価格）の変動等により損失が生じるおそれがあります。また、為替相場の変動等により損失（為替差損）が生じるおそれがあります。上場投資信託（ETF）は連動対象となっている指数や指標等の変動等や発行体となる金融機関の信用力悪化等、上場不動産投資信託証券（REIT）は運用不動産の価格や収益力の変動等により、損失が生じるおそれがあります。
- 外国株式取引の手数料について
-
外国株式取引の手数料はお客様の取引形態により違いがあるため、投資にかかる手数料についてはこちらをご確認ください。
外国株式取引は、クーリング・オフの対象にはなりません。
- 中国株の株価・企業情報などについて
- 株価情報の提供元や表示内容、表示方法のご説明、また配当情報の注意点などを記載しています。
詳しくは中国株の株価･企業情報などについてをご覧ください。
- 米国株の株価・企業情報などについて
- 株価情報の提供元や表示内容などを記載しています。
詳しくは米国株の株価･企業情報などについてをご覧ください。
-
ニュース
-
決算・上場スケジュール
-
STOCKVOICEオンデマンド放送
-
便利なツール・サービス
-
ゼロから始める中国株入門
