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新世界百貨中国、新世界発展による公開買付が再び延長
2017.08.02 10:00
新世界百貨中国（00825.HK）は8月1日、同社株の非公開化（上場廃止）を目的とした親会社の新世界発展（00017.HK）によるボランタリー・オファー（公開買付）について、応募締切日が再び延長されたと発表した。2017年8月15日を新しい締切日に設定。当初の締切日から延長した8月1日時点でも応募株数は未保有株の82.23％にとどまり、発効条件の90％を下回っているため、2回目の応募期間の延長を決めたと説明している。
なお、1株あたりの買取価格は引き続き2.0HKドルで、引き上げられることはないとしている。
非公開化には公開買付を通じて未保有株の90％以上を掌握することなどが必要。90％以上の株式を掌握した場合、新世界発展は強制買取の権利を行使し新世界百貨中国を100％子会社化する。その場合、新世界百貨中国の株式は公開買付の締切日から売買を停止し、そのまま上場廃止となる。
一方、90％を下回った場合は公開買付が失効し、応募株は返却される見通し。新世界百貨中国の上場は継続され、浮動株比率が低い場合は同社株が売買停止となる可能性もある。
（同件につきましては、2017年7月19日付「新世界発展による公開買付が延長」、2017年6月27日付「新世界発展による公開買付がスタート」、2017年6月7日付「新世界発展が非公開化を提案」をご参照ください）
【出所】香港証取サイト上の公告(2017/08/01)
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