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【7月31日の中国本土市場】
2017.07.31 17:01
主要指数はそろって上昇。上海市場はいずれも4日続伸し、上海総合指数が前日比0.60%高の3273.02ポイント、B株指数が0.46%高の335.83ポイントだった。深セン市場は深セン成分指数が3日続伸し、0.64%高の1万505.04ポイント。B株指数は反発し、0.44%高の1182.41ポイントだった。両市場の売買代金は先週末に比べ約18%増加し、概算で5405億元。「滬股通」(香港経由の上海A株投資)は9億3900万元の買い越し。「深股通」(香港経由の深センA株投資)の買越額は10億6300万元だった。
本日発表された7月のCFLP製造業PMIが市場予想を下回ったことを受け、上海総合指数は朝方にかけて先週終値を挟んで小動きだったが、前場の中盤から上げ幅を拡大。後場は高値圏で推移した。上海市場は全体の6割近くの銘柄が上昇。深セン市場の上昇銘柄は全体の5割あまりだった。
上海A株市場では鉄鋼株が大幅高。包鋼鋼聯(600010.SS)や方大スチール(600507.SS)がストップ高だったほか、南京鋼鉄(600282.SS)が8.47%高。鉄鋼業界の景況感が良好ななか、先物価格が大幅高となり、これが材料視された。このほか、石炭株や非鉄金属株も先物相場を追い風に、大幅高となった。製紙株も買われ、山鷹ペーパー(600567.SS)が9.75%高。足元で進んでいる人民元高が輸入原料パルプの調達に有利なことが好感されたもようだ。主力の銀行株や保険株は総じて軟調だった。
深センA株市場では蘇寧雲商(002024.SZ)がストップ高。17年6月中間決算の速報が黒字転換だったことが材料視された。浙江新和成(002001.SZ)は5.68%高。飼料用ビタミンの高騰を好感した。このほか、鉄鋼株、非鉄金属株、石炭株、製紙株の上昇が目立った。
上海B株市場は全体の5割半の銘柄が上昇した。深センB株市場の上昇銘柄は全体の7割あまりに上った。(中国部・千原)
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