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サンズチャイナ、17年4－6月期決算は37.6％増益（筆頭株主発表）
2017.07.27 10:07
サンズチャイナ（01928.HK）は27日、ニューヨーク証券取引所に上場する筆頭株主のラスベガス・サンズ（Las Vegas Sands Corp.）が決算報告書（米国会計基準）を発表し、マカオ事業の2017年4－6月期業績を明らかにした。なお、サンズチャイナの財務諸表は国際会計基準に基づいており、ラスベガス・サンズの開示情報と直接比較することはできない。
サンズチャイナの純営業収益は前年同期比23.03％増の18億2000万米ドル、純利益は37.6％増の3億2600万米ドルに達した。
事業別業績をみると、大型総合カジノリゾート「ベネチアン・マカオ・リゾートホテル」（澳門威尼斯人）の純営業収益は3.2％増の6億8700万米ドルを確保。EBITDAは4.9％増の2億5600万米ドルに上り、EBITDAの利益率は前年同期を0.7ポイント上回った。
総合リゾート「ザ・プラザ・マカオ」（澳門百利宮）の純営業収益は9.6％増の1億3700万米ドル、EBITDAは34.1％増の5900万米ドルに回復。
また、2016年9月に開業した複合型ホテル「ザ・パリジャン・マカオ」（澳門巴黎人）は純営業収益は3億6100万米ドル、EBITDAは1億600万米ドルに達し、前四半期比でそれぞれ13.5％、29.3％増加した。
一方、マカオ初のラスベガス式カジノ「サンズ・マカオ」（澳門金沙）の純営業収益は前年同期比13.0％減の1億6100万米ドル、EBITDAは18.8％減の3900万米ドルと低迷。
大型総合カジノリゾート「サンズ・コタイ・セントラル」（金沙城中心）も振るわず、純営業収益が5.9％減の4億4500万米ドル、EBITDAが8.3％減の1億3300万米ドルにとどまった。
【出所】香港証取サイト上の公告(2017/07/27)
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