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【7月19日の中国本土市場】
2017.07.19 16:49
主要指数はいずれも続伸。上海市場は上海総合指数が前日比1.36％高の3230.97ポイント、B株指数が1.39％高の328.95ポイント。深セン市場は深セン成分指数が1.89％高の1万295.57ポイント、B株指数が0.96％高の1164.31ポイントだった。両市場の売買代金は昨日に比べ約27％増加し、概算で5246億元。「滬股通」（香港経由の上海A株投資）の買越額は7億5400万元。「深股通」（香港経由の深センA株投資）も11億800万元の買い越しだった。
上海総合指数は小安く寄り付いたものの、すぐに上げに転じ、前場の中盤で節目の3200ポイントを抜いた。その後は横ばいで推移したが、後場の終盤で再び上げ幅を広げ、本日の高値付近で取引を終了。3日ぶりに終値で3200ポイントを回復した。上海市場の上昇銘柄は全体の8割あまりに上った。深セン市場は全体の7割の銘柄が上昇。商いも大きく膨らみ、両市場合計の売買代金は再び5000億元を上回った。
上海A株市場の主要セクターでは、保険や二大石油株はまちまちだったが、銀行株は地方銀行や中堅銀行を中心に堅調だった。そのほかでは、商品先物相場の上昇を背景に、石炭、鉄鋼、非鉄金属の銘柄が大幅高。石炭株では蘭花科技創業（600123.SS）、恒源煤電【売付のみ】（600971.SS）、平煤（601666.SS）、陝西煤業【売付のみ】（601225.SS）がストップ高。鉄鋼株では方大スチール（600507.SS）が2日連続のストップ高だったほか、南京鋼鉄（600282.SS）が8.91％高。非鉄金属株では豫光金鉛（600531.SS）、オルドスリソーシズ'A'（600295.SS）がストップ高だったほか、洛陽欒川'A'（603993.SS）が8.32％高だった。
中央政府系の中国五砿集団公司（五砿集団）と中国黄金集団公司（黄金集団）の合併が検討されていると外電が報じ、関連銘柄が上昇。五砿集団の傘下では、五砿発展【売付のみ】（600058.SS）がストップ高だったほか、中ウ高新材料（000657.SZ）が8.55％高。黄金集団の傘下では、中金ゴールド（600489.SS）が6.01％高だった。
B株市場は上海と深センのいずれも全体の9割半の銘柄が上昇した。（中国部・千原）
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