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万科企業、大規模な資産買収や筆頭株主の株式取得完了を発表
2017.07.07 09:52
万科企業（02202.HK）は7日、公開入札を通じた大規模な資産買収の計画を発表した。広東国際信託投資公司（GITIC、1999年に破産宣告）の不動産開発部門を担ってきた企業2社の全出資持分や債権などを、総額551億元で買収する。手元資金や銀行借入などでまかない、2018年2月末までに段階的に支払うとしている。
買収予定の2社は広東省広州市に計16カ所の土地を保有。住宅・商業・ホテル・オフィスを含む大規模な開発事業を展開する計画で、総建築面積は211万平方キロメートルに達するという。今回の買収により、広州市で広大な土地資産を取得でき、同市での競争力やプレゼンスを大幅に向上できると説明している。
万科企業は同時に、中国恒大（03333.HK）の全保有株（現在の発行済み株数の14.07％）について、筆頭株主の深セン市地鉄集団有限公司（地鉄集団）が1株あたり18.80元で取得したと発表。これにより、地鉄集団の持ち株比率は29.38％に上昇した一方、中国恒大の持ち株比率はゼロとなった。
今回の情報開示のため、同社H株は2017年7月5日に売買停止となったが、7月7日に取引を再開した。
【出所】香港証取サイト上の公告(2017/07/07)
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