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【7月5日の中国本土市場】

2017.07.05 17:04

 主要指数はそろって上昇。上海市場はいずれも反発し、上海総合指数が前日比0.76%高の3207.13ポイント、B株指数が0.71%高の329.38ポイント。深セン市場は深セン成分指数が反発し、0.82%高の1万561.08ポイント。B株指数も3日ぶりに反発し、0.74%高の1152.85ポイントだった。両市場の売買代金は昨日に比べ約7%増加し、概算で4099億元。「滬股通」(香港経由の上海A株投資)と「深股通」(香港経由の深センA株投資)はそろって買い越しに転じ、買越額はそれぞれ3億4100万元、3億3900万元だった。

 上海総合指数は寄り付きから前場の中盤にかけて前日終値を挟んで一進一退。その後は上げ幅を広げる展開となり、4月17日以来の3200ポイント台で取引を終了した。上海市場の上昇銘柄は全体の7割半に上った。深セン市場も全体の7割あまりの銘柄が上昇した。両市場合計の売買代金は7日ぶりに4000億元を上回った。

 上海A株市場の主要セクターは、保険株が軒並み大幅高。新華人寿保険'A'(601336.SS)が7.27%高だったほか、平安保険'A'(601318.SS)が5.21%高、太平洋保険'A'(601601.SS)が4.23%高。銀行株は総じて堅調だったが、四大国有銀行は軟調。二大石油株は利益確定売りに押された。また、非鉄金属株の上昇が目立ち、洛陽欒川'A'(603993.SS)が7.01%高、廈門タングステン(600549.SS)が4.90%高、中国アルミ'A'(601600.SS)が3.32%高だった。一方、軍需関連株などが軟調だった。

 上海B株市場の上昇銘柄は全体の8割あまりに達した。深センB株市場も8割近くの銘柄が上昇した。(中国部・千原)
 
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