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【6月14日の香港市場】

2017.06.14 18:01

 主要指数はまちまち。ハンセン指数はかろうじて続伸し、前日比0.09%高の2万5875.90ポイント。H株指数は0.10%安の1万514.91ポイント、レッドチップ指数は0.03%安の4022.43ポイントとなり、いずれも小反落だった。メインボードの売買代金は昨日に比べ約4%減少し、概算で764億1100万HKドル。「港股通」(本土からの香港株投資)は上海経由が本日も売り越しとなり、売越額は3億2600万元。深セン経由は4億3400万元の買い越しだった。

 ニューヨーク市場は金融株が堅調だったうえ、ハイテク株も買い戻され、ダウ平均が反発。ナスダック総合株価指数も3日ぶりに反発した。良好な外部環境を追い風に、香港の主要指数はいずれも高く寄り付いた。こうしたなか、本日発表された中国本土の固定資産投資額は、1-5月期の累計が市場予想を下回り、本土系の銘柄を中心に売りが広がった。主要指数は朝方で下げに転じ、本土系の銘柄で構成されるH株指数とレッドチップ指数は、その後もマイナス圏での値動きに終始。ハンセン指数はハイテク株や石油株に支えられ、わずかに上昇した。

 ハンセン指数は下落した構成銘柄の方が多かったが、時価総額の大きなテンセント(00700.HK)が上昇率1位の1.83%%高となり、指数の上昇に寄与した。原油相場の上昇を好感し、石油株も堅調。中国石油化工(00386.HK)が上昇率2位の1.40%高だったほか、中国海洋石油(00883.HK)が0.69%高、中国石油天然気(00857.HK)が0.27%高。また、招商局港口(00144.HK)は上昇率3位の0.69%高。親会社の招商局集団が「一帯一路」沿線国で保有する港湾プロジェクトを香港市場に分離上場させる可能性を示唆し、これが材料視された。本土系の通信株も堅調だった。

 新鴻基地産(00016.HK)は郭炳江(トーマス・コック)前共同主席の汚職をめぐる有罪が確定し、一時は1%近く下落したが、すぐに買い戻され、0.16%高で引けた。一方、昨日の上昇率3位の吉利汽車(00175.HK)は反落し、下落率2位の1.57%安。このほか、香港系や本土系の幅広い銘柄が売られた。(中国部・千原)

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