内藤証券

マーケット情報

お取扱商品のマーケット情報をご覧いただけます。

中国株ニュース 詳細

勤美達国際、親会社が非公開化(上場廃止)を提案

2017.05.30 09:52

 勤美達国際(00319.HK)は29日、スキーム・オブ・アレンジメント方式による同社株の非公開化(上場廃止)を親会社の勤美股フン有限公司(勤美股フン、台湾証券取引所上場)が提案したと発表した。勤美股フンは未保有株すべてを買い取り、消却を目指す。1株あたりの対価は3.01HKドル。主力とする米国の自動車・自動車部品市場の先行きは厳しく、将来的に株価下落の圧力が強まる可能性があると説明。さらに同社は今後、製品構成の調整を柱とした経営戦略を進めていくなかで、株価動向を重視する投資家との利害が一致しないリスクもあり、株式の非公開化を目指すとしている。

 提示価格の3.01HKドルは2017年5月26日の終値2.36HKドルを27.54%上回る水準。予定スケジュールはあらためて開示するという。

 なお、非公開化計画の発効には、株主総会での特別決議や、裁判所会議での独立株主による75%以上の賛成などが必要となる。このため、必ずしも実施されるとは限らないと強調している。 現時点で勤美股フンは同社株59.87%を保有。さらに複数の大株主(持ち株比率は計17.45%)が同計画への賛成を約束している。

 今回の情報開示のため、同社株は2017年5月29日に売買停止となったが、2017年5月31日に取引を再開した。
 
【出所】香港証取サイト上の公告(2017/05/29)

一覧へ戻る

外国株式のリスク
外国株式等は、株価(価格)の変動等により損失が生じるおそれがあります。また、為替相場の変動等により損失(為替差損)が生じるおそれがあります。上場投資信託(ETF)は連動対象となっている指数や指標等の変動等や発行体となる金融機関の信用力悪化等、上場不動産投資信託証券(REIT)は運用不動産の価格や収益力の変動等により、損失が生じるおそれがあります。
外国株式取引の手数料について
外国株式取引の手数料はお客様の取引形態により違いがあるため、投資にかかる手数料についてはこちらをご確認ください。
外国株式取引は、クーリング・オフの対象にはなりません。
中国株の株価・企業情報などについて
株価情報の提供元や表示内容、表示方法のご説明、また配当情報の注意点などを記載しています。
詳しくは中国株の株価・企業情報などについてをご覧ください。
米国株の株価・企業情報などについて
株価情報の提供元や表示内容などを記載しています。
詳しくは米国株の株価・企業情報などについてをご覧ください。