中国株ニュース 詳細
上海電力、大規模再編プランの一部を変更
2017.05.26 11:08
上海電力(600021.SS)は26日、親会社の国家電力投資集団公司(国家電投)からの資産買収と増資を含む再編計画について、内容を一部調整したと発表した。江蘇省の発電会社である国家電投集団江蘇電力有限公司(江蘇公司)の出資持分100%の買収総額は29億5488万6300元に変更。また、複数の機関投資家などを対象とする増資の調達予定額の上限も20億6000万元に調整した。調達資金は引き続き江蘇公司が展開している複数の風力発電や石炭火力発電のプロジェクトに投じる。
一連の再編を通じ、上海電力は弱みとする風力など再生可能エネルギー分野を強化できるほか、関連当事者取引の減少なども見込めるとしている。
対価株の発行価格は9.91元を予定。増資の割当価格は基準日の平均終値などを考慮し定める。一連の再編で最大4億6926万5100株(再編後の発行済み株数の17.99%)の新株が発行される見込み。国家電投の直接の持ち株比率は45.45%、国家電投の傘下にある中国電力国際発展(02380.HK)の持ち株比率は13.92%となる見込み。
江蘇公司は風力、太陽光、石炭火力などの発電事業を展開しており、2016年9月末時点の発電容量は316万1400キロワットに上る。国家電投は江蘇公司の純利益が2017~2019年の3年間でそれぞれ3億718万6400元、4億4053万7400元、4億4754万9500元を下回らないことを約束している。
(同件につきましては、2016年12月12日付「上海証取による審査通過を受け売買再開」、2016年11月28日付「資産買収と増資を含む再編を計画」をご参照ください)
【出所】上海証取サイト上の公告(2017/05/26)
- 外国株式のリスク
- 外国株式等は、株価(価格)の変動等により損失が生じるおそれがあります。また、為替相場の変動等により損失(為替差損)が生じるおそれがあります。上場投資信託(ETF)は連動対象となっている指数や指標等の変動等や発行体となる金融機関の信用力悪化等、上場不動産投資信託証券(REIT)は運用不動産の価格や収益力の変動等により、損失が生じるおそれがあります。
- 外国株式取引の手数料について
-
外国株式取引の手数料はお客様の取引形態により違いがあるため、投資にかかる手数料についてはこちらをご確認ください。
外国株式取引は、クーリング・オフの対象にはなりません。
- 中国株の株価・企業情報などについて
- 株価情報の提供元や表示内容、表示方法のご説明、また配当情報の注意点などを記載しています。
詳しくは中国株の株価・企業情報などについてをご覧ください。
- 米国株の株価・企業情報などについて
- 株価情報の提供元や表示内容などを記載しています。
詳しくは米国株の株価・企業情報などについてをご覧ください。
-
ニュース
-
決算・上場スケジュール
-
STOCKVOICEオンデマンド放送
-
便利なツール・サービス
-
ゼロから始める中国株入門