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サンズチャイナ、17年1-3月期決算は11.9%増益(筆頭株主発表)

2017.04.27 11:33

 サンズチャイナ(01928.HK)は27日、ニューヨーク証券取引所に上場する筆頭株主のラスベガス・サンズ(Las Vegas Sands Corp.)が決算報告書(米国会計基準)を発表し、マカオ事業の2017年1-3月期業績を明らかにした。なお、サンズチャイナの財務諸表は国際会計基準に基づいており、ラスベガス・サンズの開示情報と直接比較することはできない。

 サンズチャイナの純営業収益は前年同期比15.3%増の18億8000万米ドル、純利益は11.9%増の3億4900万米ドルと改善した。

 事業別業績をみると、大型総合カジノリゾート「ベネチアン・マカオ・リゾートホテル」(澳門威尼斯人)の純営業収益は1.1%減の7億4100万米ドルにとどまったものの、EBITDAは7.8%増の2億8900万米ドルに達し、EBITDAの利益率は前年同期を3.2ポイント上回った。

 総合リゾート「ザ・プラザ・マカオ」(澳門百利宮)の純営業収益は3.4%減の1億4300万米ドル、EBITDAは6.3%増の5100万米ドル。

 マカオ初のラスベガス式カジノ「サンズ・マカオ」(澳門金沙)の純営業収益は4.0%増の1億8200万米ドル、EBITDAは74.2%増の5400万米ドルと好調だった。

 また、2016年9月に開業した複合型ホテル「ザ・パリジャン・マカオ」(澳門巴黎人)は純営業収益が3億1800万米ドル、EBITDAが8200万米ドルとなった。

 一方、大型総合カジノリゾート「サンズ・コタイ・セントラル」(金沙城中心)は低迷し、純営業収益が11.9%減の4億6700万米ドル、EBITDAが12.3%減の1億4300万米ドルだった。
 
【出所】香港証取サイト上の公告(2017/04/27)

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