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漢唐国際、再編プランの詳細

2017.03.27 11:59

 漢唐国際(01187.HK)は24日、同社株の売買再開に向けた新たな再編プランの詳細を明らかにした。再編プランは江蘇省徐州市の発電・熱供給会社による実質的な「裏口上場」が柱。漢唐国際は総額3億4482万7586HKドルで発電・熱供給会社を買収し、対価として新株と転換社債(CB)を売り手の騰道治氏に割り当てる。さらに漢唐国際は既存事業である石油・半導体製品の貿易や半導体生産について、担当企業の売却方針を明らかにしており、積極的に売却先を探しているという。

 一連の再編が完了した場合、漢唐国際は既存事業から撤退し、主力事業は発電・熱供給に転換する見通し。買収予定企業は徐州盛輝管道工程有限公司、江蘇璟鋒能源有限公司、徐州東方熱電有限公司などで、2015年の純利益は計1876万4000元に上るという。

 対価株の割当価格とCBの行使価格はいずれも0.12HKドルで、2014年3月31日の終値2.61HKドルを95.4%下回る水準。対価株発行後、騰氏は漢唐国際の株式75.00%を保有し、新たな筆頭株主となる見込み。今回の再編は「リバース・テイクオーバー」(時価総額の小さな企業が大きな企業を買収すること。裏口上場の手段の一つでもある)に該当することから、上場規則に基づき香港証取に新規上場の申請をして承認を得る必要があるという。

 なお、同社株は2014年4月1日から売買停止となっている。

(同件につきましては、2017年3月1日付「売買再開プランを提出」をご参照ください)
 
【出所】香港証取サイト上の公告(2017/03/24)

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