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東旭光電科技、新エネルギー車メーカーなどの買収を計画
2017.03.21 18:10
東旭光電科技(200413.SZ)は21日、新エネルギー車メーカーの上海申龍客車有限公司(申龍客車)と有機EL用ガラス基板を生産する四川旭虹光電科技有限公司(旭虹光電)の全出資持分を買収すると発表した。総買収額は42億1500万元に上る予定。売り手である親会社や長虹電器(600839.SS)を含む複数の企業に対し、現金4億元と対価株を支払う。さらに東旭光電科技は親会社を含む複数の企業を対象に増資を実施し、最大37億5000万元の調達を目指す。調達資金は買収の現金部分に加え、両買収企業の設備投資などに投じる。買収を通じて新エネルギー車事業への参入と、成長分野である有機ELのサプライチェーンの掌握につながると説明している。
申龍客車は新エネルギーバスの生産・販売などを展開。旭虹光電は有機EL用ガラス基板やその原材料などを手がける。両社の純利益は2017年で計3億7500万元、2018年で4億9800万元、2019年で6億6500万元を下回らないことを売り手側が約束しており、差額は補償されるという。
なお、対価株の割当予定価格は12.15元で、3億8264万7942株(現在の発行済み株数の7.59%)を発行する見通し。
同社A・B株は2017年1月25日から売買を停止中。深セン証券取引所による審査を控え、売買停止を継続するという。
(同件につきましては、2017年1月26日付「資産買収の検討で売買一時停止に」をご参照ください)
【出所】深セン証取サイト上の公告(2017/03/21)
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