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新華通訊頻媒、株式交換によるTOBで中国華仁医療が対価株数を引き上げ
2017.03.17 10:53
新華通訊頻媒（00309.HK）は16日、株式交換を通じた同社株への公開買付（TOB）について、買付企業の中国華仁医療（00648.HK）が対価株数を引き上げたと発表した。新華通訊頻媒の既存株1株に対し、当初は中国華仁医療の新株4株と交換するとしていたが、これを9株に引き上げた。TOB計画発表後の両社株価の変動を踏まえ、交換株数の引き上げを決めたと中国華仁医療は説明している。
2017年3月9日時点の中国華仁医療の終値は0.041HKドルとなるため、これに9を乗じた0.369HKドルは新華通訊頻媒の同日時点の終値0.36HKドルを2.50％上回る水準。
なお、現時点で中国華仁医療は共同行為者の分を含め、新華通訊頻媒の株式4.94％を保有。TOBの発効には中国華仁医療による過半数以上の株式掌握など複数の条件が設定されており、必ずしも実現するとは限らないと強調している。中国華仁医療は新華通訊頻媒の上場維持を約束している。
今回の情報開示のため、中国華仁医の株式は2017年3月10日に売買停止となったが、2017年3月17日に取引を再開した。
（同件につきましては、2016年12月21日付「中国華仁医療が株式交換によるTOBを提案」、2016年12月9日付「中国華仁医療、株式交換によるTOBを新華通訊頻媒に実施へ」をご参照ください）
【出所】香港証取サイト上の公告(2017/03/16)
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