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長港敦信実業、資金流用の疑いで同社董事の調査を当局に依頼
2017.03.14 14:36
長港敦信実業(02229.HK)は13日、資金流用の疑いがあるとし、同社董事(取締役)を務める鄭敦遷、陳若茂の両氏への調査を香港と中国本土の司法当局に要請したと発表した。オンライン金融取引サイト「蛙蛙在線」への出資をめぐる疑惑が浮上。蛙蛙在線は自社サイトで出資受け入れを明らかにしたことから、事情を承知していない長港敦信実業の董事会が鄭、陳両董事に問いただしているものの、現時点でも返答がなく、子会社の資金支払いに関する資料の提出も拒んでいるという。
これを受け、同社は当局への調査依頼に加え、両董事の子会社での職務を一時停止すると決定した。
こうしたなか、長港敦信実業は債権銀行から計1000万HKドルに上る貸付金の即時返済を求める督促状を受領。香港のビル所有者からは1万1500HKドルの未払家賃の支払を求められている。
なお、同社株は2016年1月20日から売買を停止している。
【出所】香港証取サイト上の公告(2017/03/13)
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