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盈徳気体、ボランタリー・オファーがスタート
2017.03.14 14:02
盈徳気体(02168.HK)は13日、オルタナティブ投資・運用会社のPAG社による同社株へのボランタリー・オファー(公開買付)がスタートしたと発表した。応募締切日は2017年4月10日を予定しており、延長される可能性もある。公開買付は現時点で発効していない。
1株あたりの提示価格は6.00HKドルで、2017年3月10日の終値6.20HKドルを3.20%下回る水準。PAG社はすでに同社株0.69%を保有しているが、持ち株比率で計41.86%の趙董事長、孫董事、Strutt董事は公開買付への応募を確約している。PAG社が過半数以上の株式を掌握した場合、公開買付は発効する見通し。
90%以上の株式を掌握して強制買取権が発生した場合、PAG社は同権利を行使し、盈徳気体の非公開化を目指す計画。一方で90%を下回れば、盈徳気体の上場継続の方針を明らかにしている。
なお、盈徳気体の株式に対しては、星瑞(香港)投資管理有限公司や、米国の工業用ガス企業であるエアー・プロダクツ・アンド・ケミカルズも公開買付を提案しているという。
(同件につきましては、2017年3月8日付「PAG社がボランタリー・オファーを正式提案」、2017年3月1日付「大株主の董事3人が保有株売却で備忘録」、2017年1月20日付「同社株へのTOBをめぐり説明公告」、2016年12月16日付「公開買付の提案を受ける」をご参照ください)
【出所】香港証取サイト上の公告(2017/03/13)
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