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【3月13日の中国本土市場】
2017.03.13 17:03
主要指数はそろって上昇。上海市場は上海総合指数が4日ぶりに反発し、前営業日比0.75％高の3237.02ポイント。B株指数は続伸し、0.28％高の347.70ポイントだった。深セン市場はいずれも続伸し、深セン成分指数が1.04％高の1万559.88ポイント、B株指数が0.63％高の1142.29ポイント。両市場の売買代金は先週末に比べ約14％増加し、概算で4746億元。「滬股通」（香港経由の上海A株投資）は7200万元の売り越しだったが、「深股通」（香港経由の深センA株投資）は9億4500万元の買い越しだった。
上海総合指数は小安く寄り付き、前場の序盤で3200ポイントを割り込んだ。大台を割ったところで押し目買いが入り、前場の中盤で上げに転じた。その後はじりじりと上げ幅を広げ、本日の高値付近で引けた。上海市場は全体の7割の銘柄が上昇した。深セン市場の上昇銘柄は全体の6割半だった。
上海A株市場では前場軟調だった四大国有銀行株が上げに転じ、上海総合指数の上昇に寄与した。中国銀行'A'（601988.SS）が1.10％高、中国建設銀行'A'（601939.SS）が0.85％高、中国農業銀行'A'（601288.SS）が0.61％高、中国工商銀行'A'（601398.SS）が0.42％高。そのほかの銀行株も堅調だった。時価総額の大きな二大石油株も同様の展開となり、中国石油天然気'A'（601857.SS）が0.50％高、中国石油化工'A'（600028.SS）が0.36％高だった。
深センA株市場では徳賽電池（000049.SZ）がストップ高。16年12月本決算が増収増益だったうえ、増配する方針を明らかにしたことが材料視された。
上海B株市場は全体の6割の銘柄が上昇した。深センB株市場の上昇銘柄は全体の5割半だったが、時価総額の大きな長安汽車（200625.SZ）が上昇率2位の2.05％高となり、深センB株指数は上げ幅を広げた。（中国部・千原）
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