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天津港、天津港発展との資産交換で正式契約

2017.03.13 13:22

　天津港（600717.SS）は13日、親会社の天津港発展（03382.HK）と大規模な資産交換を実施することで正式契約したと発表した。天津港は天津港発展の物流・荷役事業資産を総額41億3100万元で買収する一方、曳船（タグボート）事業を7億5600万元で売却する。差額の33億7500万元は現金で決済する予定。資産交換を通じて天津港は天津港発展との競合関係を解消できる見込み。天津港は主力の物流・荷役事業に注力し、収益拡大を目指していくという。

　天津港が買収予定の資産は物流・荷役会社5社の出資持分40～100％。対象企業5社の2015年末時点の純資産は計62億3365万4100元、同年の売上高は計22億2876万8600元となっている。一方、天津港が売却を予定している曳船事業会社は2015年末の純資産が5億3696万2800元、同年の売上高が3億7110万3500元だった。

（同件につきましては、2016年12月26日付「天津港発展との資産再編を実施へ」をご参照ください）

【出所】上海証取サイト上の公告(2017/03/13)

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