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中興通訊、米当局への罰金支払いで16年は赤字転落
2017.03.08 10:15
中興通訊(00763.HK)は8日、米国輸出規則(EAR)の同社への適応をめぐり、米国当局と和解で合意したと発表した。中興通訊は関連規則に違反したことを認め、計8億9236万64米ドルの罰金を支払う。さらに今後7年間の観察期間が設けられ、違反した場合、追加で3億米ドルの罰金を支払う必要がある。一方で今回の和解により、同社はERAの規制対象リストから外れることになる。
今回の罰金処分を受け、中興通訊の2016年12月本決算(中国会計基準)は速報値ベースで純損益が23億5741万8000元の赤字に転落した(2015年は32億788万5000元の黒字)。罰金による特別損失を除いた場合、純利益は前年比19.24%増の38億2503万4000元に上るという。同社はコンプライアンス体制の強化や米国の関連規則への理解を進め、再発防止に努めるとしている。
なお、中興通訊は2017年1-3月期決算の業績見通し(未監査)も発表。主力事業の好調により、純利益は前年同期比21.12~31.65%増の11億5000万~12億5000万元、EPSは0.27~0.30元となる見込み。売上高も同10~20%増加するという。
【出所】香港証取サイト上の公告(2017/03/08)
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