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TVB、TOB方式の自社株買いの内容を変更

2017.02.14 11:02

 TVB(00511.HK)は13日、公開買付(TOB)方式の自社株買い計画について、買付株数・価格の上限を変更すると発表した。買付株数の上限を当初の1億3800万株(現在の発行済み株数の31.51%)から1億2000万株(同27.40%)に引き下げる一方、30.50HKドルの提示価格を35.075HKドルに引き上げる。TOBで拠出可能の最大額は引き続き42億900万HKドルで変わらない。一般株主がTOBに応じる一方、主要株主が応じなかった場合、浮動株比率が上場規則の下限(25%)を下回る可能性があることから、これを防ぐために買付可能株数を引き下げたと説明している。

 提示価格の35.075HKドルは2017年2月10日の終値30.35HKドルを15.6%上回る水準。

 なお、筆頭株主の邵氏兄弟有限公司(邵氏兄弟)などは公開買付に応募しないことを約束。上限まで自社株買いが実施された場合、邵氏兄弟の持ち株比率は41.19%にまで上昇する見通し。公開買付には複数の条件をクリアする必要があり、必ずしも発効するとは限らないと強調。予定スケジュールは決まりしだい開示するという。

(同件につきましては、2017年2月9日付「第三者企業がパーシャル・オファーを提案」、2017年1月25日付「TOB方式の自社株買いを計画」をご参照ください)
 
【出所】香港証取サイト上の公告(2017/02/13)

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