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亜洲能源物流、重量物運搬船の買収や株式併合などを計画
2017.02.09 11:20
亜洲能源物流（00351.HK）は8日、建造中の半潜水式重量物運搬船1隻を買収すると発表した。総買収額は1億330万米ドルで、うち1000万米ドル分は新株で支払う。さらに亜洲能源物流は複数の第三者企業を対象に増資を実施し、約3億8400万HKドル（諸費用を除く）を調達する計画。調達資金は今回の船舶購入の代金や運転資金などに充てる。このほか、亜洲能源物流は同社株10株を1株とする株式併合も実施するという。
今回の買収を経て参入障壁が高い重量物運搬船事業に参入することで、収益力の拡大を目指す。買収予定の重量物運搬船は海洋資源開発の設備運搬などに使用され、積載能力は6万5000トン。2017年5月にも完成・引渡しとなる見込み。すでに複数の資源会社との間で使用契約が交わされており、亜洲能源物流は2017年で約1580万米ドルの収益を計上できる見通し。
対価株の発行価格は0.25HKドル、増資の割当価格は0.10HKドルで、それぞれ2017年2月8日の終値0.48HKドル（株式併合による調整済み）を47.9％、79.2％下回る水準。発行される新株は株式併合、買収、増資完了後の発行済み株数全体の74.96％に相当する。
なお、株式併合は2017年3月16日に発効予定。同日から仮コードのみの取引が始まり、3月30日～4月24日はパラレルトレードとなる。
【出所】香港証取サイト上の公告(2017/02/08)
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