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洛陽玻璃、資産再編の最終プランを発表

2017.02.08 12:15

 洛陽玻璃(01108.HK)は7日、重大な資産再編について最終プランを明らかにした。親会社や複数の第三者企業から、新エネルギー関連のガラス事業などを手がける中建材(合肥)新能源有限公司、中国建材桐城新能源材料有限公司の出資持分100%、中建材(宣興)新能源有限公司の出資持分70.99%を取得する計画。総買収額は8億3615万7000元に上り、1株あたり23.45元で対価株を割り当てるかたちで支払う。さらに親会社を含む複数の企業に対し、1株あたり23.45元を下限に新株を割り当て、最大5億7345万7000元(諸費用を除く)を調達する計画。調達資金は買収企業3社の生産能力の拡大などに充てるとしている。

 一連の再編を通じて太陽光発電用ガラス事業に参入することにより、洛陽玻璃は製品構成の強化、既存事業とのシナジー効果、事業規模の拡大などが見込めると説明。買収企業3社の純資産は2016年10月末時点で計7億504万6792元に上り、2016年1-10月の売上高は計6億878万3325元、税引き後利益は計5081万7874元だった。

 対価株の発行価格(23.45元)は2016年9月8日前20営業日の平均終値の90%に相当。再編を通じて最大6011万1435株(再編後の発行済み株数の10.24%)のA株が新規発行され、親会社の持ち株比率(共同行為者の分も含む)は35.07%に上昇する見通し。

 なお、今回の再編計画を受け、同社A株は2016年9月8日から売買停止中。上海証券取引所による審査を控えていることから、売買停止を継続するという。

(同件につきましては、2016年12月8日付「資産再編で枠組み契約を締結」、2016年11月8日付「資産再編の進ちょく」をご参照ください)
 
【出所】香港証取サイト上の公告(2017/02/07)

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