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徳祥企業、実業家の孫粗洪が新筆頭株主に
2017.01.27 10:59
徳祥企業（00372.HK）は26日、第三者投資家の孫粗洪（ポール・スン）氏が新たな筆頭株主になったと発表した。孫氏は陳国強・主席の全保有株（現在の発行済み株数の67.96％）を1株あたり0.52HKドル、総額5億9663万822HKドルで買収した。これにより、新筆頭株主となった孫氏は未保有株に対し、マンダトリー・オファー（義務的公開買付）を実施する。
マンダトリー・オファーの提示価格も同じく0.52HKドルで、2017年1月23日の終値0.56HKドルを7.14％下回る水準。孫氏は徳祥企業の既存事業の継続と上場維持を約束している。
なお、孫氏は多くの上場企業を傘下に置く実業家。同氏が支配・出資している企業には環能国際（01102.HK）、長盈集団（00689.HK）、伯明翰環球（02309.HK）、中策集団（00235.HK）、勇利航業（01145.HK）などが含まれる。
今回の情報開示のため、徳祥企業の株式は2017年1月24日に売買停止となったが、2017年1月27日に取引を再開した。
【出所】香港証取サイト上の公告(2017/01/26)
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