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華潤鳳凰医療、16年12月本決算は赤字転落見通し
2017.01.26 14:30
華潤鳳凰医療（01515.HK）は25日、2016年12月本決算で赤字に転落する見通し（未監査）を発表した。国務院系コングロマリットの華潤（集団）有限公司（華潤集団）から大規模な医療事業資産の注入を受けたことに絡み、約17億元に上るのれん代を減損処理することが主因。華潤鳳凰医療は1株あたり8.04HKドルで4億6300万株の対価株を割り当てるかたちで買収したものの、取引完了日（2016年10月31日）の終値が12.34HKドルに上昇しており、その分の差額である約17億元がのれん代として計上されたという。ただ、その間に買収資産に実質的な変化がないことから、保守主義の原則に基づき全額の償却を決めたと説明している。
なお、今回の減損処理は非現金項目であり、同社の資金繰りや営業に影響を与えることはないと強調。同社の主力事業は堅調に拡大・発展しており、2016年の営業利益は増加する見通しという。
（同件につきましては、2016年11月1日付「華潤集団による医療事業資産の注入が完了」、2016年5月6日付「CITICも大規模な医療事業資産を注入へ」、2016年4月11日付「華潤集団が大規模な医療事業資産を注入へ」をご参照ください）
【出所】香港証取サイト上の公告(2017/01/25)
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