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聯泰控股、ボランタリー・オファーがスタート
2017.01.24 13:11
聯泰控股(00311.HK)は24日、上海市政府系の大型紡織企業である上海紡織(集団)有限公司(上海紡織)による同社株へのボランタリー・オファー(公開買付)がスタートしたと発表した。応募締切日は2017年2月14日を予定しており、延長される可能性もある。現時点で公開買付は発効していない。一方で筆頭株主の陳総裁などは応じる旨を確約しており、この分を含めると上海紡織は少なくとも同社株50.37%を掌握し、公開買付も発効する見通し。
ボランタリー・オファーの提示価格は1.80HKドルで、2017年1月20日の終値2.56HKドルを29.69%下回る水準。上海紡織は聯泰控股の既存事業の継続と上場維持を約束している。
なお、聯泰控股はすでにアパレルの小売、靴製造、物流、不動産開発を含む非中核事業を陳総裁サイドに売却済み。今後は上海紡織の支援を受けながら、主力のアパレル製造事業に一段と注力していくと説明している。
また、聯泰控股は売却資金を原資に、自社の株主に対して特別配当を実施。1株あたり0.82HKドルを交付し、公開買付が発効した場合は追加で0.749HKドルを配当する。0.82HKドル分の権利落ちはすでに経過し、0.749HKドル分は2017年1月25日に権利落ちを迎えるという。
(同件につきましては、2016年10月27日付「国有企業によるTOBや資産売却を含む再編を計画」をご参照ください)
【出所】香港証取サイト上の公告(2017/01/24)
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