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平安証券集団(控股)、筆頭株主の交代・CB借換計画を発表
2017.01.23 14:38
平安証券集団(控股)(00231.HK)は20日、筆頭株主の交代や転換社債(CB)の借換・発行の計画を明らかにした。大株主である梁文貫氏と張錦輝・執行董事の全保有株(現在の発行済み株数の36.58%)について、第三者の持ち株会社「長青(香港)有限公司」(長青)が1株あたり0.096HKドルで取得する予定。あわせて平安証券集団(控股)は上海市政府系の新融国際有限公司(新融)を対象に、総額2億HKドルのCBを発行する。同CBの転換価格は0.096HKドルで、すべて転換された場合、同社株9.93%(転換後)を発行することになる。調達資金は既存CBの買入償還などに充てるという。
取引後、平安証券集団(控股)の支配権が交代し、同社株や既存CBに対してマンダトリー・オファー(義務的公開買付)が実施される見込み。株式の提示価格も1株あたり0.096HKドルで、2017年1月20日の終値0.091HKドルを5.49%上回る。長青は平安証券集団(控股)の上場継続を約束している。
なお、持ち株会社の長青には広沢国際発展(00989.HK)の崔薪瞳・副主席が49%、中国信貸(08207.HK)が37%、弘達金融(01822.HK)が14%、それぞれ出資している。一方、CBを引き受ける新融には上海市政府が61%、緑地HD(600606.SS)が39%投資している。
【出所】香港証取サイト上の公告(2017/01/20)
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