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武漢鋼鉄、宝山鋼鉄との吸収合併を経て17年1月23日に最終売買日
2017.01.16 11:09
宝山鋼鉄（600019.SS）は16日、株式交換を通じた武漢鋼鉄（600005.SS）との吸収合併計画について、同計画に賛成しない両社株主による株式現金化の申請が2017年1月24日に実施されると発表した。これを受け、両社の株式は同日から売買停止となり、2月3日に結果を公表し、2月7日に決済に移される。非存続会社である武漢鋼鉄の株式はそのまま上場廃止となることから、同社株の最終売買日は2017年1月23日になる。
今回の計画では親会社同士の経営統合に基づき、存続会社の宝山鋼鉄がA株を新規発行して武漢鋼鉄の株式と交換し、吸収合併することが柱。武漢鋼鉄が2.58元、宝山鋼鉄が4.60元を基準株価（直近20営業日の平均終値の90％に相当）とし、交換比率は武漢鋼鉄の株式1株につき、宝山鋼鉄のA株0.56株となる。2017年1月13日の終値は宝山鋼鉄が6.84元、武漢鋼鉄が3.57元となっており、いずれも基準株価を大幅に上回る水準。今回の現金化は基準株価で行われることから、現金化オプションの行使を通じて損失が発生すると注意を喚起している（当社のお客様は行使できません）。
（同件につきましては、2016年12月8日付「武漢鋼鉄との吸収合併計画をCSRCが承認」、2016年10月31日付「武漢鋼鉄との吸収合併計画を国資委が承認」、2016年9月23日付「武漢鋼鉄との吸収合併計画の詳細」をご参照ください）
【出所】上海証取サイト上の公告(2017/01/16)
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