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銀泰商業、アリババ・グループが同社株の非公開化を正式提案
2017.01.10 15:57
銀泰商業（01833.HK）は10日、スキーム・オブ・アレンジメント方式による同社株の非公開化（上場廃止）を筆頭株主のアリババ・グループや大株主の沈国軍・主席ファミリーが正式に提案したと発表した。アリババ・グループらは銀泰商業の未保有株すべてを買い取り、消却を目指す。アリババ・グループらは同社の経営戦略にこれまで以上に関与していく方針であり、これを踏まえた長期的利益と投資家の意見が折り合わない可能性があることから、上場廃止を目指すと説明。また、投資家に対しても時価を大きく上回る価格で現金化できる機会を提供できるとしている。
1株あたりの対価は10.00HKドルで、2016年12月23日の終値7.03HKドルを42.25％上回る水準。予定スケジュールは決まりしだい、開示するという。
なお、非公開化計画の発効には、株主総会での特別決議や、裁判所会議での独立株主による75％以上の賛成などが必要となる。このため、必ずしも実施されるとは限らないと強調している。
今回の情報開示のため、同社株は2016年12月28日に売買停止となったが、2017年1月10日に取引を再開した。
【出所】香港証取サイト上の公告(2017/01/10)
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