中国株ニュース 詳細
【1月5日の中国本土市場】
2017.01.05 17:12
主要指数は上海が上昇、深センが下落。上海市場は上海総合指数が小幅に4日続伸し、前日比0.20％高の3165.41ポイント。B株指数は小幅に3日続伸し、0.13％高の345.29ポイントだった。深セン市場は深セン成分指数が4日ぶりに反落し、0.12％安の1万371.47ポイント。B株指数は8日ぶりに小反落し、0.02％安の1137.03ポイントだった。両市場の売買代金は前日に比べわずかに減少し、概算で4500億元。「滬股通」（香港経由の上海A株投資）は9億1200万元の売り越しだったが、「深股通」（香港経由の深センA株投資）は6億3300万元の買い越しだった。
上海総合指数は小安く寄り付いたものの、その後は概ねプラス圏で推移。上海市場は下落銘柄の方がやや多かったが、大型株に支えられ、上海総合指数は小幅高で引けた。深セン市場は全体の5割半の銘柄が下落した。外国為替市場では米ドル売りが広がり、人民元がオンショア（CNY）とオフショア（CNH）のいずれも急反発。マネーの海外流出をめぐる懸念がやや後退し、投資家心理に影響したもようだ。
上海A株市場では二大石油株が続伸。中国石油化工'A'（600028.SS）が3.23％高、中国石油天然気'A'（601857.SS）が2.00％高だった。時価総額の大きな銀行株はまちまち。保険株が総じて堅調だった。そのほかでは金相場の上昇を好感し、産金株が買われた。軍需株の上昇も目立ち、中航直昇機（600038.SS）が4.37％高、北方ナビ（600435.SS）が1.80％高、洪都航空工業【売付のみ】（600316.SS）が1.69％高、航天時代電子（600879.SS）が1.42％高、中航動力（600893.SS）が1.04％高だった。
深センA株市場では斉翔騰達（002408.SZ）がストップ高。マンダトリー・オファー（義務的公開買付）が終了し、筆頭株主の交代が完了したことから、買い安心感が出たもようだ。富士通微電子（002156.SZ）は企業買収計画を手がかりに1.58％高だった。
上海B株市場は上昇銘柄の方がやや多かった。深センB株市場は全体の6割近くの銘柄が下落したが、上昇銘柄に大型株が多く、深センB株指数の下落率は小さかった。（中国部・千原）
- 外国株式のリスク
- 外国株式等は、株価（価格）の変動等により損失が生じるおそれがあります。また、為替相場の変動等により損失（為替差損）が生じるおそれがあります。上場投資信託（ETF）は連動対象となっている指数や指標等の変動等や発行体となる金融機関の信用力悪化等、上場不動産投資信託証券（REIT）は運用不動産の価格や収益力の変動等により、損失が生じるおそれがあります。
- 外国株式取引の手数料について
-
外国株式取引の手数料はお客様の取引形態により違いがあるため、投資にかかる手数料についてはこちらをご確認ください。
外国株式取引は、クーリング・オフの対象にはなりません。
- 中国株の株価・企業情報などについて
- 株価情報の提供元や表示内容、表示方法のご説明、また配当情報の注意点などを記載しています。
詳しくは中国株の株価･企業情報などについてをご覧ください。
- 米国株の株価・企業情報などについて
- 株価情報の提供元や表示内容などを記載しています。
詳しくは米国株の株価･企業情報などについてをご覧ください。
-
ニュース
-
決算・上場スケジュール
-
STOCKVOICEオンデマンド放送
-
便利なツール・サービス
-
ゼロから始める中国株入門
