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【1月4日の中国本土市場】

2017.01.04 17:09

 主要指数いずれも上昇。上海市場は上海総合指数が3日続伸し、前日比0.72%高の3158.79ポイント。B株指数は小幅に続伸し、0.31%高の344.83ポイントだった。深セン市場は深セン成分指数が3日続伸し、1.18%高の1万384.86ポイント。B株指数は7日続伸し、0.31%高の1137.30ポイントだった。両市場の売買代金は前日に比べ約24%増加し、概算で4508億元。「滬股通」(香港経由の上海A株投資)は13億4900万元の売り越しだったが、「深股通」(香港経由の深センA株投資)は6億3000万元の買い越しだった。

 上海総合指数は前場の中盤まで前日終値を挟んで一進一退。その後は一本調子で上げ幅を広げた。後場の終盤で売りに押される場面もあったが、本日の高値付近で引けた。上海市場と深セン市場のいずれも上昇銘柄は全体の8割近くに達した。両市場合計の売買代金は7営業日ぶりに4000億元を上回った。

 上海A株市場は主力の四大銀行株がいずれも前日比変わらず。地方銀行株や中堅銀行株は堅調な銘柄が多かった。二大石油株はそろって上昇。中国石油化工'A'(600028.SS)が1.08%高、中国石油天然気'A'(601857.SS)が0.37%高だった。保険株も全体的に堅調だった。深センA株市場では東北電気'A'(000585.SZ)がストップ高。H株増資の計画が材料視された。

 上海B株市場は全体の8割近くの銘柄が上昇したが、時価総額の大きな内モンゴル伊泰石炭'B'(900948.SS)が下落率2位の0.64%安となり、上海B株指数の重荷となった。深センB株市場の上昇銘柄は全体の6割あまりだった。(中国部・千原)

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