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富士通微電子、AMD出資の中外合弁会社を買収へ
2016.12.22 14:06
富士通微電子(002156.SZ)は22日、集積回路(IC)の実装・測定企業2社の買収と増資を柱とする再編計画を発表した。米半導体メーカーのアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD、米ナスダック上場)が出資している中外合弁会社2社の株式85%について、持ち株会社を買収するかたちで国家集成電路産業投資基金股フン有限公司(産業基金)から取得する。総買収額は19億2120万元に上り、新株で支払う。さらに富士通微電子は複数の機関投資家を対象に増資を実施し、最大9億6900万元を調達するという。
AMD出資の合弁会社買収を通じ、主力とするIC実装・測定事業の業務量拡大、大型・大規模ICへの対応力強化、優良顧客の獲得などが見込めると説明。増資の調達資金は実装・測定機器のハイエンド化などに充てる。再編が過去に完了したと仮定した場合、富士通微電子の2015年の売上高は再編前に比べ85.53%、純利益は25.95%増加すると試算される。
なお、対価株の発行価格は10.61元、増資の割当価格の下限は11.74元を予定。一連の再編を通じて計2億6361万2788株(再編後の発行済み株数の21.32%)の新株が発行され、最大36カ月のロックアップ(売却禁止)期間が設定される。再編後、産業基金は同社株14.65%を保有して3位株主となるほか、南通華達微電子有限公司と富士通株式会社(本社:東京都港区、東証一部上場)は引き続き筆頭株主、2位株主にとどまる見込み。
【出所】深セン証取サイト上の公告(2016/12/22)
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