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中国新城鎮、シンガポールでの上場廃止を目的としたTOB方式の自社株買いがスタート
2016.12.21 11:35
中国新城鎮(01278.HK)は21日、シンガポール証券取引所でのセカンダリー・リスティング(副次的な上場)廃止を目的とした公開買付(TOB)方式の自社株買いがスタートしたと発表した。応募締切日は2017年2月3日を予定しており、延長される可能性もある。公開買付は現時点で発効していない。
1株あたりの買取価格は0.07シンガポールドル(0.39HKドル)で、2016年12月16日の香港での終値0.425HKドルを8.2%下回る水準。同社が投じる資金は最大1億6839万366シンガポールドル(9億546万8673HKドル)に上る見込み。手元資金や株主融資でまかなうとしている。
なお、TOBは香港上場株の株主も対象となるが、中国新城鎮は今回の上場廃止計画はシンガポールのみを対象としており、香港での上場は維持する方針を強調。香港では強制買取権もないことから、応募状況によっては香港上場株の浮動株比率が上場規則を下回った場合、すみやかに回復に向けた措置を検討するものの、同社株が売買停止となる可能性もあると説明している。
予定通りに計画が進んだ場合、同社株のシンガポールでの取引は2017年1月26日に最終売買日を迎え、2月17日に上場廃止となる見込み。一方で上場廃止計画の発効には、株主総会での独立株主による75%以上の賛成票など複数の条件が設定されており、必ずしも発効するとは限らないと注意を喚起している。
(同件につきましては、2016年10月18日付「シンガポールでの上場廃止を計画」をご参照ください)
【出所】香港証取サイト上の公告(2016/12/21)
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