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中播控股、静止衛星「アジア・スター」の関連資産を買収へ
2016.11.01 11:48
中播控股（00471.HK）は28日、静止衛星「アジア・スター」（亜洲之星）を利用したアジア太平洋地域での衛星モバイルメディアサービスを展開する計画について、亜洲之星の運営会社「シルクウェーブ社」の出資持分20％を実質筆頭株主の黄秋智・主席から買収すると発表した。買収総額は2億4000万米ドルに上り、うち9600万米ドルは転換社債（CB）、5000万米ドルは国有メディア会社と合弁設立した企業の出資持分49％を現物出資するかたちで支払う。中播控股はさらに、今後7年間にわたりシルクウェーブ社の出資持分31％を買収できる権利を保有するという。
今回の買収完了後、中播控股は出資先のシルクウェーブ社を通じ、通信衛星「アジア・スター」を利用したアジア太平洋地域での衛星モバイルメディアサービスを展開していく方針。現段階の計画によると、各種試験などの準備段階を経て、2018年からまずは域内で走行する自動車を対象にモバイルメディアサービスを提供していくと説明している。
（同件につきましては、2015年10月28日付「衛星モバイルメディアサービスを正式スタート」、2015年2月24日付「衛星モバイルメディアサービスの実験に成功」、2014年9月11日付「通信衛星資産の買収で米企業と覚書」をご参照ください）
【出所】香港証取サイト上の公告(2016/10/28)
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