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長江地産、上海市の「世紀匯広場」を売却へ
2016.10.27 13:22
長江地産（01113.HK）は26日、実質筆頭株主の李嘉誠・主席傘下の基金と共同で、上海市の不動産開発子会社である和記黄埔地産（上海）陸家嘴有限公司（和記黄埔地産陸家嘴）の全出資持分などを売却すると発表した。売却総額は約200億元を予定し、長江地産は約62億2000万HKドルの譲渡益を計上する見込み。売却で回収する資金は運転資金などに充てるという。
直接の売却対象である持ち株会社の中核資産は和記黄埔地産陸家嘴の全出資持分。和記黄埔地産陸家嘴は浦東新区で商業・文化施設「世紀匯広場」の開発・建設を手がけている。すでに同施設は竣工し、現在は内部の装飾中としている。
なお、買い手は中国本土の有力保険会社が支配している特別目的会社と説明している。
【出所】香港証取サイト上の公告(2016/10/26)
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